本日は、1950年代に発売された
ロレックスコピーの腕時計、Ref.6536/1をご紹介します。ローレックスの腕時計の第二世代、アクアティークです。
ピクチャー鑑賞
目に飛び込んできたのは、肩が保護されていないデザインのリューズ。とてもシンプルで堂々としています。このデザインは、同じ時期に生産されたRef.6538を連想させます。Ref.6536/1とRef.6538に大きな違いはありません。文字盤の大きさやケースの厚さなど細部の違いがあるだけで、外観デザインはほぼ同じです。
こちらの漆皿を見てみましょう。後期の漆皿と違い、全体的に光沢感が弱いです。文字盤も針もラジウム夜光の材質が劣化して、とてもきれいなパンプキン色になっています。ブラックシャーシとパンプキンカラーの夜光でアンティークの雰囲気を演出しています。白の秒針は浮かず、重厚な色合いの盤面に躍動感を与え、まさに画龍点睛です。
ベゼルは、ナイトビーズの周りにおなじみの「レッドトップ」スタイルを採用しており、赤い逆さまの小さな三角模様は、この時期のミズゴーシリーズの特徴の一つです。
ベゼルの側面を見るとわかるのですが、Ref. 6536/1のベゼルは、ダイバーズシリーズでは珍しい真鍮を使用しています。縁の部分は年を経て古くなっており、美しい色をしています。真鍮製は鋼材に比べて脆いため、市販されているほとんどのRef. 6536/1のベゼルは交換されています。ベゼルの有無がRef. 6536/1の価値に大きく影響します。
この時計の大きなポイントの一つであるケースは、以前にもいくつかRef.6536/1を見たことがありますが、私が手にしているケースほどではありません。70年前の腕時計としては非常に優れた状態と言えます。